五〇度の真夏が巡る
ゲームのアートディレクションと開発
Visual Design
UI Design
UX Engineering
OTARIBA Games.というサークルで「五〇度の真夏が巡る」という同人ゲームを作成しました。私はUIデザイン、動画、冊子の装丁やブースの装飾、ゲームの開発を担当しました。
ロゴ
SF / テレフォンカード / 分岐 / 世界線 / デジタル / 青春 / 疾走感 / 夏 といったキーワードをもとに作字を行いました。横線が伸びてつながってたりするのは時間の流れをイメージしています。細かいギミックとしては五〇度の「〇」がテレフォンカードになってます。テレフォンカードが作中におけるキーアイテムということを知らないと気づかないと思うので伏線です。また、度の上の●や真の下の●はパンチ穴をイメージしています。
カラー
キーカラーのオレンジは作品のタイトルである「五〇度」「真夏」の暑さを表す色です。また、作中で扱われる人体エネルギー(熱・血潮)を表したような色でもあります。
タイポグラフィ
アクセントとなる欧文書体は今回の作品用に「Charcutrie」というオリジナルのタイプフェイスをデザインしました。
UI
ゲームのUIは世界観設定上、OSのような何かしらのシステムの上で映画や動画をメタ視点で見ているような感覚を味わってほしかったので、過度な装飾はせず、必要最低限の要素にとどめています。また、各部品は上記のロゴ・カラー・タイポグラフィで定義した認知パターンに則って作成しています。
パッケージ冊子
物語中に登場する研究所・機関が製造した製品という設定で冊子をデザインしました。なので、製品番号として体験版では「01」、製品版では「02」を表紙右上に配置しています。ナンバリングすることで手に取る方がコレクションする楽しさを感じてもらう狙いもあります。